【初心者必見】東京のゲイはどうやって出会いを見つけてる?-王道から最新の業界事情までご紹介!

東京という街は、日本中、いや、世界中から様々な人がやってきて日々生活を営んでいる場所です。

人口も経済規模も世界トップクラスで、東京の中にも数多くの観光地や歓楽街が存在しており、変化のスピードも早く、何年住んでいても飽きない街です。

このように人が集まる東京という街には、当然ゲイだって多いはず。

正式な統計調査があるわけではありませんが、高齢者の比率が高い地方よりも、若年層が多い東京やその周辺の方がオープンなゲイライフを送る人の割合も高いのではないでしょうか。

その証拠に、東京にはゲイの出会いの機会も多く用意されています。今回は、そんな東京という街でゲイ同士が出会うシーンについて解説していきます。

まだ東京に出てきたばかりの皆さんや、これから東京への進学や就職を考えている皆さんも必見の内容です!

目次

王道のゲイバー!自分に合ったお店の見つけ方とは?

ゲイ同士の出会いと言って最初に思い浮かぶのはやはりゲイバーでの出会いでしょう。確かに多くのゲイバーは店員さんもお客さんもみんなゲイであるため、ゲイバーには独特の安心感と雰囲気があります。

よく知られているように、新宿二丁目は日本のみならず世界最大規模のゲイタウンで、街の中にはひしめき合うようにゲイバーが林立しています。一説には新宿二丁目の中だけでゲイバーが約400軒も存在しているとも言われており、これだけ選択肢が多いとどこのお店に入って良いかとても迷ってしまうと思います。

そこで、ゲイバーを出会いの場として利用したいと考えている皆さんがどのようにお店を選べば良いか、その方法を解説していきます。

ゲイバーって、どうやって分類されているの?

メインストリートに面している大きなお店から、ビルの奥で営業しているこぢんまりとしたお店まで、約400軒も存在するゲイバー、出会いの場として活用したい場合はどのようにして選べば良いのでしょうか?

答えは意外と単純で、「自分がどんな見た目や年齢の人が好きか?」を基準にすれば良いのです。

というのも、ゲイバーの多くはお客さんの年齢層と見た目の系統で分類されています。20代の若者が集まるお店もあれば、30代や40代の働き盛りの人が集まるお店、50代や60代のオジサマ方が集まるお店もあります。

見た目も、スリムな子が集うお店、ぽっちゃりした人が集まるお店、今風なマッチョな人が集まるお店など様々です。では、お店がどう分類されているかはわかったけれど、自分の好きなタイプの人が集まる店を、どのようにすれば見つけることができるのでしょうか?

便利な時代!インターネットを駆使しましょう

これらを解決してくれるのがまさにインターネットです。

例えば、こんなポータルサイトがあります。

(ゲイ・イエローページ Gclick より)

こちらのサイトでは、地域×客層×年代でお店を検索することができます。これでだいたいのお店を把握することができます。ただ、あくまで年齢層や客層はお店側の自己申告であるため、できればより詳しく調べてみるのが良いでしょう。

ここで活躍するのがTwitterやInstagramと言ったSNSです。

現在は多くの場合お店がこれらのSNSのアカウントを運営しており、写真を遡って見てみるとお店の雰囲気や客層がわかって来ます。

多くのお店がオープン前の時間になるとその日お店に入る店子さんやママさんの写真をUPしています。お店はだいたいの場合ママさんや店子さんに似たタイプのお客さんが中心になりますので、好きなタイプの人たちが集まるかどうかの判断が付きます。

さらに、お店の周年パーティのときなんかは顔出しOKなお客さんの写真がお店のアカウントに投稿されていることもあるので、こうした方法でリサーチしていくとだいたいお店の目星が付いていきます!

そして本番!積極的に行きましょう!

下準備は万端です。あとは実際にお店に行ってみましょう。

ただ、東京のゲイの世界は良くも悪くも「見た目」が非常に重視される世界。清潔感のある格好を心がけ、服装や髪型もしっかりセットしてから行くことをオススメします。

あまりに緊張する場合は、1杯くらいお酒を引っ掛けてから行っても良いでしょう。お店に入ってからは、あとは流れに身を任せましょう。

だいたいの場合、一人でお店に行った場合はカウンターに通され、カウンター越しに店子さんから「初めていらっしゃいましたか?」なんて会話を振られると思います。その時はモジモジせずに「初めてです!」と答えて、できれば「良いお店ですね」とか「お兄さんカッコいいですね」とか、何かしらのポジティブな言葉を発してみましょう。

店子さんも仕事なのでお客さんには平等に接しますが、そうは言っても人間です。褒められれば嬉しいですし、会話も続きやすくなります。

そうこうしていると、他の席にいる常連さんなんかに「こちら、今日初めて来たお客さん。」と紹介して仲良くなるきっかけを作ってくれたりもします。他の席にタイプな人が座っている場合も、こっそり「あの人、かっこいいですね」と言えばそれとなく繋いでくれたりすることもあります。

もちろん、勇気を出して自分から直接話しかけても良いと思います。

このようなゲイバーでの出会いは、積極的なコミュニケーションが鍵となります。

ゲイのクラブイベントでの出会い

次に紹介するのはクラブイベントでの出会いです。

クラブイベントはゲイバーとは違い、常にそこで開催されているわけではなく、まずクラブというスペースがあって、そこをイベントを主催する人が借りてイベントをやっているわけです。ですので、同じクラブでも行く日によってやっているイベントが違うため客層や雰囲気がまったく異なります。

クラブイベントの場合もゲイバーと同じく見た目のタイプや年齢層によって分けられていますが、ゲイバーに比べてよりそのターゲティングがハッキリしているのが特徴です。

こうしたイベントの情報もSNSを探せば出てきますし、ゲイバーに行った際にお店にフライヤーが置いてあることが多いので、ぜひ情報を収集してみましょう。

ゲイバーよりも単刀直入に!

ゲイバーの場合は会話できっかけを作ってタイプな人と仲良くなりますが、クラブイベントはより単刀直入なコミュニケーションになります。

というのも、多くのイベントは大音量でDJが奏でるHouseやEDMが流れており、ゲイバーのようにまともにじっくり会話をする雰囲気ではありません。タイプの人がいたら、単刀直入に声をかけるのが王道です。

内容は何でもOK。ストレートに「カッコいいですね!」でも良いし、まずは「一人で来てるんですか?」という感じでも良いでしょう。特にフロアにいる場合は声が聞き取りづらいため、初めて声をかけた相手とも顔と顔がかなりの距離まで接近します。このドキドキがとても良いんです(笑)

例え塩対応だったとしても凹むことはありません。気持ちを切り替えて次です。

相手もまんざらでもなさそうな雰囲気なら、「1杯おごりますよ」とか「あっちで乾杯しましょう」とかと言って、少し明るいバーカウンターの方まで誘えばフロアよりも少し会話がしやすい雰囲気ですから、ぜひそこで連絡先を交換しておきましょう。クラブイベントの場合はゆっくり会話ができないシーンが多いですが、それを逆手に取って「今度もっとゆっくりできるときに遊びましょう」なんて言って次の約束も取ってしまえば完璧です。

バーもクラブも敷居が高すぎるよ…というあなたも大丈夫!!

ここまで、東京生活におけるゲイの出会いについて解説してきました。

ただ、ゲイバーにしてもゲイのクラブイベントにしても、やはり初めて会う人に積極的に声をかけないといけないという点は共通していて、どうしても「そんなこと自分にはできない…」と怖気づいてしまう人は少なくないと思います。

しかし、安心してください。今は必ずしもバーやクラブに行かなくとも、気軽に同じ趣味や価値観のゲイと出会えるツールがあります。

趣味×価値観×見た目で出会えるアプリ「AMBIRD」とは?

ゲイバーやクラブイベントの他にも、ゲイの世界ではインターネットが普及し始めた比較的初期からネットを介した出会いは盛んに行われてきました。スマートフォンの位置情報をもとに近くにいるゲイを探せるアプリなどは既に10年以上前から存在しており、馴染みが深いものになっています。

しかし、今回ご紹介するアプリ「AMBIRD」は、そういった従来のゲイ向けの出会い系アプリとは一線を画しています。

このアプリの最大の特徴は「趣味や価値観の合うゲイとの出会い」をテーマにしている点です。

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コミュニティ機能を使って、趣味の合うゲイを探そう!

AMBIRDも従来のゲイ向けアプリのように自分の写真を登録することができ、近くにいるゲイを探すことができます。加えてAMBIRDには、「コミュニティ機能」というものがあります。

AMBIRD上には1,000を超えるコミュニティが用意されていて、好きなコミュニティにいくつでも自由に入ることができます。

例えば、「スポーツ観戦が好き」「ドライブが好き」と言った休日の過ごし方に関するものや、「○○というアーティストが好き」「○○というYoutuberが好き」といった趣味に関するもの、「スポユニが好き」「制服が好き」など少しエッチなもの、「筋肉質な人が好き」「ぽっちゃりが好き」などタイプに関するものなど実に多種多様です。これらに加えて、新たにコミュニティを作ることも可能です。

【左】様々なコミュニティがカテゴリ分けされています

【右】「ゲイカルチャー」カテゴリ内のコミュニティの一部

まずは気になったコミュニティを見つけて、そのコミュニティに入っている人の一覧から気になる人を探す、と言った使い方ができます。このような使い方をすることで、従来の顔や体の写真しか見られなかったアプリとは違った、趣味の合うゲイを探しやすいアプリとなっています。

リアルで声をかけるよりもずっと気楽な「いいね」ボタン

気になる人が見つかったら、「いいね」ボタンを押してみましょう。AMBIRDは、このいいねボタンを押された相手が、いいねを押し返して初めてメッセージのやりとりができる仕組みになっています。

つまり、互いにプロフィールや所属コミュニティを見てマッチした相手とだけメッセージができる仕組みなので、メッセージが続きやすいのも特徴です。

知らない人とのメッセージが苦手な人でも、相手と自分が共通で入っているコミュニティなどを見つけてその話題を振ってみるなどすれば、会話も弾みやすいはずです。

話を始める前に様々な「前情報」を知った上でメッセージのやりとりができるというのは、人見知りでバーやイベントにはちょっと…と言う方でも使いやすい点だと思います。

1対1じゃない出会いも叶えられてしまう!?

「せっかく東京というゲイもたくさんいる街に住んでいるのだから、1対1の出会いじゃなくて、たくさん友達を作りたい」という願いも、AMBIRDなら叶えてくれます。

というのも、AMBIRDには「イベント募集機能」というものもあります。このイベント募集のコーナーには、ユーザーが自由に自分が主催するイベントを掲載することができます。

例えば、ボードゲームパーティや、どこか場所を貸し切った飲み会、ヨガやトレーニングなどのフィットネスイベントなど様々です。

このように、ゲイバーやクラブイベントとはまた違った、サークルのような感覚で参加できるイベントもAMBIRD上で探すことができます。

AMBIRD上にて実際に掲載されたイベントの告知

「参加に興味アリ」ボタンを押せば、直接主催者の方に連絡ができます

さいごに-せっかくの東京生活、楽しみましょう!

このように、たくさんの出会いがあって、たくさんのイベントがある、これが東京で送るゲイライフの最大のメリットであり醍醐味です。

電車ですぐ行ける距離に世界最大級のゲイタウンがあり、毎週のようにクラブイベントがあり、アプリを開けば1km以内に無数のゲイがいる…。こんな街はきっと世界中探しても東京以外にそうそうあるものではないと思います。

オンライン/オフラインを駆使してたくさんの出会いの機会を存分に楽しみ、是非東京ゲイライフを謳歌してください。

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この記事を書いた人

東京在住、ミレニアル世代ゲイの会社員。2011年よりブログをスタートし、その後、外部メディアでの寄稿やイベントの主催などを行う。趣味は料理、読書、センベロ居酒屋開拓。

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