みなさんはゲイアプリやSNSを使っていますか? 出会えていますか?
ようやくメッセージまでこぎつけたのに、いざとなると会話が続かなくてそのまま終わってしまったりブロックされてしまう、という人も少なくないのではないでしょうか。
リアルにこぎつけるには相手に「会いたい!」と思わせるような魅力を感じさせないといけません。
今回はそんな魅力を感じさせるメッセージの送り方を考えていきたいと思います。
モテるメッセージの送り方
メッセージを送った段階では当然まったく知らない同士ですよね。
で、そんな人から突然「会わない?」とだけ言われて会おうと思うでしょうか。
「なんで会うの?」「何しに会うの?」「会ってどうしたいの?」がさっぱり分からないので「よくわかんないし断っておこう」となりますよね。
漠然としたメッセージを受け取っても、相手はどうしていいか分からないのです。ここはメッセージを送った側が具体的な内容を提案すべきでしょう。
1.会って具体的に何をするか伝える – 「カラオケ行きませんか?」
前述のとおり、相手からすれば突然「会いたい」と言われても困ります。
たまたま相手も自分に興味を持ってくれているのなら「何する?」「どこで?」と積極的に聞き返してくれるかも知れませんが、大抵の場合、この時点でのあなたはよく知らないユーザーのひとりに過ぎません。
話すのが面倒臭い人だなあと思われてブロックリストまっしぐらでしょう。そう思われないように、具体的な提案をするのがベスト。
一方「カラオケ行きませんか?」のように具体的な質問をされると、答え方は「カラオケに行くか行かないか」のふたつに絞られるので、相手としても返事がしやすいです。
ようは「何食べに行く?」に答えるのは面倒だけど、「イタリアン食べに行かない?」という質問には答えやすいのと似ています。
ちなみに上記の「カラオケ」の部分は相手のプロフィールを見て、興味を持ってくれそうなことを適宜当てはめましょう。
断られるのが怖いのでぼかした質問にしたり、相手に話の主導権を委ねたい気持ちも分からなくはないですが、残念ながらそういうメッセージを受け取ったほうは返事が面倒だなという感想を持つでしょう。断られたときのダメージは少ないかもしれませんが、断る断られるの前に先に進めず終わってしまうのであれば意味がありません。
2.場所やイメージしやすい情報を伝える – 「新宿で焼肉いきませんか?」
相手の位置情報を確認したりプロフィールを見たりして、相手が普段どこで遊んでいるかが分かれば「○○(場所)で何をしたい」というところまで伝えるのもかなり良いです。
相手からすればかなり返答のしやすいメッセージになります。「YES/NO」と答えやすいので、相手はかなり返事がしやすいです。
それから一度断らせると相手が譲歩しやすくなるという心理を突くこともできます(言い方は悪いですが……)。
一度断った手前完全に拒否するのは申し訳ないという心理が働いて、「新宿では無理だな。だけど渋谷なら、まあいいか……」と譲歩してもらいやすくなるわけですね。
3.OKしてもらうハードルを下げる – 「○○(流行の映画など)を観にいこう」
興味のない相手からメッセージが来たとき、あなたならどうしますか?
大抵ブロックかお断りか無反応かどれかになりますよね。でもメッセージの内容には興味があったら? 好きな映画に誘ったら、あなた自身への興味はそれほどなくても、どうせなら一緒に行ってもいいかなと思ってくれる人もいるかも知れません。
それほど興味がない人に焼肉に誘われたら、そのためにお金を使うのはちょっとなあ……と抵抗があるでしょう。
でも自分が好きな映画だったらどうでしょうか。元々観るつもりの映画だったのなら、そこでお金を使うことに抵抗を感じにくいのではないでしょうか。
あなたへの興味があまりないなら意味なくない?
と考えるところですが、重要なのは一度会ってみることです。
一度話して仲良くなってしまえば「友達なら」「話が合うから」「意外といい人だった」と縁がつながるかも知れません。映画の後にお茶にでも行けば、初対面でも会話のネタがあるわけですから、案外話が盛り上がるかも知れません。
4.YES/NOで答えられる質問で会話を盛り上げる
前述しましたが「何を食べる?」「どこに行く?」という質問は結構面倒くさいなと思うものです。
メッセージを受け取った方に案を丸投げだし、考えるのも面倒だし、そもそも初めて絡んだ人になんでそんなことをしないといけないのか、などなどネガティブなイメージを持たれます。
また共通の趣味の話題があったとしても、初めての人に「僕はギターが好きです」と言われても「そうですか」としか答えようがないし、話が続かなくないですか?
相手も話題を無理矢理提供し続けないといけないから苦痛だし、やっぱり会話をしていてしんどい。面倒だなと思われたら即ブロックされても仕方ありません。
そういうときは相手にYES/NOで答えられる質問を投げかけるのがオススメです。
「何食べたい?」ではなく「焼肉行かない?」、「何して遊ぶ?」ではなくて「カラオケ行かない?」など。
少し会話がこなれて来たら「映画のどこか良かった?」などYES/NO以外の質問に変えていってもいいでしょう。
5.プロフィールをリサーチして相手の興味を引く
会話のフックを作るためには当然ですがプロフィールをチェックしておきましょう。
誘うときは相手の興味を誘うようなことを言えばOKしてもらえる確率はアップしますし、メッセージや会話のネタをつくるためにも重要です。
逆に言えば誘われる側も相手の興味を引いたり理解してもらえるように出来るだけプロフィールは会話につながりやすいように書いておきましょう。
知らない人から見ればあなたについて判断できる要素は画像とプロフィールしかありません。そこで「面白そうだな」と興味を持ってもらえなければ声が掛かることはありません。
また、どういう目的でアプリを利用しているかは非常に重要です。
利用目的が分からない人には「声をかけるのはやめとこうかな」と思われる可能性もあります。「恋人募集」「友達募集」「ヤリモクのOK/NG」などきちんと記載しておきましょう。
まず欠かせないのは積極的に誘うこと
ここまで見てきたように、メッセージは積極的であるほど相手側としても反応がしやすいですし、返事もしやすいですし、何より前向きにお誘いを検討しやすいので、OKをもらえる確率は大幅にアップします。
声をかけた側が積極的に引っ張っていくのにイヤな気がする人はあまりいないでしょう。
それに精力的にアピールしたほうが相手も「自分のことにすごく興味を持ってくれている」「自分のためにそこまでしてくれている」という好印象を持ちやすいです。
知らない人からのメッセージは基本的に腰が重くなりがち
リアルをするまでにはそこそこの労力がかかるので、誘ったりメッセージをしたり会う準備をしたりするのは正直億劫だなあと思う人も少なくないと思います。気を遣うメッセージのやりとりをして、会う約束をして、知らない人と会って遊ぶワケですから仕方ないでしょう。
こういう時、人の心理は「行かない理由」を探し始めます。「あんまり話続かないし」「会話つなぐのがしんどいし」「あんまり行きたいところじゃないし」「知らない人と会うの面倒だし」「そこまで好みでもないし」……などなど、それは多岐にわたります。ひとつひとつは大したストレスでなくても、それが色々重なってくると、腰が重い人は「じゃあやめとこうかな」となってしまいます。
メッセージの内容はその「行かない理由」を乗り越えてでも会いたいと思わせるような魅力が必要です。「気が合う」「会話が弾む」「引っ張ってくれる」「楽しい」などなど。それができる人が「モテる人」と言えるのではないでしょうか。
まとめ
・積極的にメッセージを送る
・誘うときは具体的に
・面倒臭いと思わせてはいけない
・相手が答えやすい質問を
・プロフィールなどから会話の切っ掛けを探す
いかがでしたでしょうか。初めての人とメッセージしたりリアルしたりするのは腰が重くなりがちですが、それをはねのけて「会ってみたい!」と思わせるにはそれだけの魅力が必要となってくるものです。
残念(?)ながら出会いにおいて外見は一番重要な要素ではありますが、イケメンでもメッセージの内容が面白くなければ出会いの確率を下げてしまうものですし、反対にそれほど外見に自信がなかったとしても、相手に楽しいなと思わせれば友達から関係を深めていくことができるかも知れません。
これからメッセージを送るときには、積極性的かつ相手にストレスを与えない内容を意識してみましょう。