【徹底解説】ゲイが失恋から立ち直るためにできること5選

目次

1.はじめに

 別れ。その痛みは、相手があなたにとって、大事な人であればあるほど、辛いものです。

 場合によっては、日常生活に支障が出てしまうほど、苦しくなってしまうこともあるでしょう。

 今日はそんな時の対処法について、お伝えしていこうと思います。

2.失恋から立ち直るためにできること

 それでは失恋の痛みを和らげ、少しでも早く立ち直るために、どんなことができるでしょうか。

 まず理解して頂きたいのは「失恋で苦しい」というのは、心にケガをしている状態だということです。

 ですから、身体のケガと同じように、治すためには、ケガの程度に応じた時間が必要になります。

 とはいえ、今の痛みに耐えられないということもあるでしょう。

 しかし、身体の傷と違って、心に直接薬を塗ることはできません。

 ですが、身体のケガと同じように、失恋による心のケガにも、痛みを緩和する方法があります。

 どうしても心が辛くなってしまう時は、以下にご紹介する方法を試してみてください。

①がんばる限度を決める

 何とか関係を元に戻せないか。自分の意思に反して、別れることになってしまった当初は、誰もが考えることです。

 恋愛ドラマでも「諦めなければ、いつかは愛が通じる」というメッセージにあふれています。

 まだ可能性があるんじゃないか。がんばっていれば、いつかは自分の気持ちが通じるんじゃないか。という言葉が頭に浮かぶこともあるでしょう。

 もちろん、あなたの行動によっては、復縁できることもあります。上手くいかなくても、「できることはした」と言えるまで、がんばった方が、確かに後悔は少ないです。

 とはいえ、別れた後も相手のことを思い続けるというのは、切り傷の患部を何時までも触っているようなものです。

 身体のケガの場合、そんなことをしていたら、何時までもケガは治らないですよね。下手をすると、バイ菌が入って、更に症状が重くなってしまうこともあるでしょう。心の傷でも同じことが起きるのです。

 ですから、復縁のために挑戦をするにしても、自分自身に限度を決めてください。

 たとえば、「三回連絡して、スルーされたら諦める」などです。「どうしても諦められない」と感じるのであれば、「一旦、休み」でも良いでしょう。

 身体が万全でない時に何かしようとしても、上手くいきません。心も同じです。将来の幸せを考えたら、心の回復に専念することが、かえって近道になる時もありますよ。

②悲しみを味わい尽くす

 別れの悲しみを打ち消すために、わざとポジティブに考えるようにしたり、楽しいことをして、その痛みを和らげる。

 このような行動は、熱が出る風邪の時に解熱剤を飲むようなものです。一時的に熱を抑えているうちに、自分自身の自然治癒力で風邪を治すというのは、現代医療でもよく行われる治療法です。症状が軽ければ、それで回復することもできるでしょう。

 とはいえ、熱が出た時に体温を無理矢理下げようとすると、逆効果になることがあるように、悲しいという気持ちがある時に、それを無視することが、良くない場合もあります。

 きちんと自分の感情と向き合うことを避けることで、かえって「悲しい」という気持ちを消化できなくなってしまう可能性があるからです。

 だから、「我慢しなくちゃ」と思ってしまう時は無理をしないでください。

 気持ちと向き合うのが難しい時は、自分の気持ちや状況と似ている失恋ソングを聞くのも良いでしょう。場合によっては、歌ってみるのもアリです。

 曲のメロディがあなたの悲しみをどこかへ運んでいってくれるでしょう。

③誰かに話をする

 ごちゃごちゃになってしまった部屋を目の前にして、掃除を始めようとした時に「どこから手をつけたら良いのか」と、途方に暮れた経験がありませんか。

 もしくは、普段から整頓好きな人でも、仕事で次から次にトラブルが起きてしまい、「もう限界」と感じたことはあるのではないでしょうか。

 同じように、失恋した時には感情で頭がゴチャゴチャになってしまうことがあります。

 そんな時は、身近な人に相談をしてみてはいかがでしょうか。アドバイスをもらえる以外にも、実はもうひとつの効果があります。

 人は自分の頭の中にあるものを外に出そうとする時、「グチャグチャなものを整理しよう」とする性質があるのです。

 自分が直面している問題を誰かに伝えるためには、自分の置かれている状況を客観的に見つめるという作業が必要になるからです。

 その途中で、実際の自分が置かれている状況を確認でき、感情も整理することができます。

 周りに話ができる相手がいなければ、独り言でも良いので、今のあなたが感じていることを口に出してみましょう。ノートや便せんに思いを吐き出すのも良いです。

 胸の奥で、あなたを苦しめるものも一緒に吐き出されていくでしょう。

④相手のために祈る

 もし、あなたが失恋した相手が、どうしようもない相手だったら、相手を悪者にできます。

 自分自身が相手と別れたことを、正当化できるので、心の癒しという面ではプラスに働きます。ダメンズの数少ない美点です。

 一方で、こちらには「まだ、好き」という気持ちが残っているのに、相手からブロックされている、もしくはこちらから連絡しても、きちんとした反応をもらえずにモヤモヤしている人もいるでしょう。

 「それが相手の答え」ということは、うすうす頭では、わかっている。けど、一度だけでも会って話をしたい。何かできないだろうか。そう考えてしまう状況でも、あなたにできることがあります。

 それは相手の幸せを祈ることです。彼のことを思い出した時、「彼が幸せになりますように」と心の中で唱えてください。

 確かに、あなたがそんな風に祈っていることが、相手に直接伝わることは、ありません。

 とはいえ、そういった無償の祈りがあなたの辛さを和らげてくれるでしょう。そして、あなたの元にも幸せを届けてくれるハズです。

 そしてもし、あなたと一緒に過ごすことが彼の幸せに通じるのであれば、その祈りがあなたの元に彼を導いてくれるでしょう。

 せっかく愛した人です。恨みの念で終わらせるのではなく、お互いが幸せになれるようにしてみませんか。

⑤何か別のことで紛らわせる

 日々、生活をしている中で彼のことをすぐに考えてしまう状況にいませんか。その答えが、イエスだとしたら、あなたは心のバランスを崩している可能性が高いです。

 いわゆる「重い」という状況です。だって、失恋するまでは、そこまで相手のことばかり考えていなかったですよね。

 彼との復縁を目指すのであれ、諦めるのであれ、もう少しあなたの中で相手のことを考える割合を下げてください。

 もっと別のことに時間を使うことで、彼のことを考える時間を減らすのです。仕事でも構いません。趣味でも良いでしょう。また、人と会ってみるのもオススメです。

 片足だけに加重をかけて踏み込んでいたら、前に進めなくなってしまいますよね。足元の床が柔らかい素材だとしたら、踏み抜いてしまうかもしれません。

 その状態で再び前へ進むために必要なのは、足から力を抜くことです。ですが、今のあなたは自分で力を抜けなくなっているのでしょう。

 だから、問題を解決するためには意識を他に向ける必要があるのです。足を自由に動かせれば、幸せをつかむためにもう少し上手く動けるようになれるでしょう。

3.おわりに

 本当に好きだった相手とお別れすることは、辛く、悲しいことです。

 失恋したばかりの頃は「こんな苦しみ、すぐにでも消えて、なくなって欲しい」と感じることもあるでしょう。

 とはいえ、あなたのその胸の痛みは、あなたがその人のことをどれだけ真剣に、どれだけ深く愛していたかの証拠でもあるのです。

 身体のケガだって、骨折をしたら治るのに時間がかかりますよね。心の傷も同じです。大ケガをしたら、治るのには時間がかかります。

 ですが、安静にしていれば、いつかは治るものでもあります。

 今は辛い失恋も、いつか「こんなこともあったな」と懐かしく思い出せる古傷に変わっているかもしれません。

 その痛みが、あなたに幸せな恋愛をするための糧になることを願っています。

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この記事を書いた人

心理学の知識と占いをベースに、みなさんの悩み事をお伺いしています。これまでイベントや対面、ネットで数千人の方のサポートをさせて頂きました。

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