男性の美容が語られるようになって久しいですが、ゲイとしてもモテのための努力は気になるテーマですよね。
とはいえゲイを含む男性にとって美容はハードルが高く、そもそも何をやっていいか分からないという方も多いはず。
生まれ持ってのイケメンや、血のにじむような努力をしてマッチョになればモテるのは分かりますが、あまりにも遠いゴールはくじけてしまいますし、そもそも筋トレが向いていないという方もいます。
ただし、イケメンやマッチョである前にできることもありますよね・
今回はマッチョやイケメンじゃなくても、モテるために、誰でもできることから始めてみよう!というお話です。
マッチョやイケメンじゃなくても!モテるために誰でもできること5選
モテるための努力にはいろいろありますが、長期に渡る筋トレやダイエット・多額の出費が必要なエステなどはなかなか手が出せませんよね。
しかし、まったくモテない状態から「平均点」まで持っていくだけなら、少ない努力で高い効果が得られます。
いわゆる「清潔感があれば顔や体型はあまり重要ではない」の理論です。
「そんなにうまくいくか?」と懐疑的な人もいると思いますが、実際に普通メンだったり容姿には自信がない人でも、ちょっとの工夫で恋人をゲットして人生を楽しんでいる人は大勢いますよ。
騙されたと思って、まずは以下の5つのポイントからクリアにしてみてください!
スキンケア
ゲイを含む男性がないがしろにしがちなのが、肌のお手入れです。
それだけに、少しのスキンケアの手間を加えるだけで他のゲイと差をつけることができます。
すぐにできて効果が高いのが、化粧水と日焼け止め。
風呂上りや朝の洗顔後に化粧水を塗るだけでも、肌の乾燥が抑えられて若々しくなります!
日焼け止めは夏には数時間おきの塗り直しが必要ですが、それ以外の季節はお出かけ前の一日一回でもずいぶん違います。
日焼けしていた方が男らしくてモテるのでは?と考えるかもしれませんが、日焼けが映えるのは鍛えたマッチョで、しかも全身をまんべんなく焼くなど計画性が必要です。
日常生活で顔だけ日焼けしていても「黒い」と思われるだけで特にかっこよくはないでしょう。
また、日焼け止めは紫外線による肌へのダメージを抑えるという側面も持ちます。
先の長い話ですが、10~20年後のシワにも影響していきますので、バカにはできませんね!
髪&ヒゲ&鼻毛の手入れ
髪型やヒゲを整えるだけでも印象が変わります。鼻毛も含めて、かなり清潔感に関わってくるのがココです。
髪型についてはセンスが問われる難しい問題ですし、人によってこだわりがあるので、変えればいいというものではありませんね。
ただ、今まで全く気にしていなかったということなら、同年代の理容師・美容師に相談するだけでも、年齢や骨格に合った相応の「かっこいい髪形」にしてもらえます。
ヒゲも一般的には不精ヒゲ・青ヒゲは清潔感に欠けると言われます。
(不精ヒゲ・青ヒゲがモテ筋のコミュニティで生きていくなら別ですが)
こまめに剃るか、形を整えて「見られるようにする」と男前がアップしますよ!
眉
髪やヒゲは当たり前のように気にするものの、眉を意識する男性は少ないのではないでしょうか。
実は眉の修正は髪やヒゲよりも手早く顔の印象を変えることができます。
中央が繋がっている「両さん」のような眉を直すのはもちろんですが、伸び放題になっているところを眉毛用のすきばさみ(櫛とはさみが一体化したもの)で整えるだけでもスッキリします。
眉毛が全くないのも怖いですが、近年のイケメンと呼ばれる人は総じて眉が薄めであることが多いので、気持ち薄くするくらいが無難でしょう。
ここからは好みの問題もありますが、キリっと上に向かう眉毛は若々しく好印象です。
眉毛を放っておくと、もみあげ方面に向かって伸びる産毛で「ハの字」になりやすいです。
カミソリで眉頭(顔の中央寄り)を上から少し剃り、眉尻(外側)の下の産毛も剃ると、上向きのキリっと眉に近づきます。
歯
顔のパーツの中であまり意識が向かないのが歯です。
しかしガタガタの歯並びや黄ばみは、思いのほか顔の印象を悪くしています。
根本的な歯並びの矯正などは長期の治療が必要になりますが、せめて毎日の歯磨き・ヤニによる黄ばみの予防・口臭ケアなどは抜かりなくおこなっておきたいところです。
その他、ホワイトニング効果のある歯磨き・塗り薬・マウスウォッシュなどが世の中に溢れていますが、効果が限定的なものが大半です。
虫歯・歯周病などの対策のためにも、定期的に歯医者を受診することも大切ですね。
口臭はじめ、ニオイには自分で気づくことは大変難しいです。
気にし過ぎということは絶対にないので「これくらいでいいか」とならないように、ケアをしましょう。
ポジティブシンキング
完全に精神論ですが、ポジティブシンキングとそこから繋がる笑顔は印象を良くします。
ここで気をつけたいのが、口数の多さと性格の良さはイコールではないということです。
何を話していてもマイナス思考だったり、否定や批判を言う人がいます。
そういった人は口数の多さで自分が話し上手だと勘違いしていますが、次第に人が離れていきやすくなります。
「何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ!」という有名な漫画のセリフがありますが、意識的にプラスの言葉選びを心がけることは大切ではないでしょうか?
より高みを目指すゲイの自分磨き
ここまでは日常生活でできる自分磨きをご紹介してきましたが、本格的に高みを目指すなら、相応の努力と投資が必要になってきます。
体づくりと服選び
非常に大変な努力になりますが、体を鍛えてファッションに気を使うというのはゲイのモテとしては王道にして正道です。
男性を魅力的に見せる服装の代表格はスーツですが、体を鍛えたマッチョがそのボディラインを浮き上がらせるようなフィットしたスーツを着ている様はめちゃくちゃエロいですよね。
体を鍛えているとただのTシャツですらおしゃれに見えてしまいますので、やはりマッチョは大正義といえます。
生まれ持っての身長や体格でなかなか理想の体型に追い付けないという場合でも(多くの女性やおしゃれ男子がしているように)ファッションでカバーするという手があります。
脱毛(ヒゲ・全身)
脱毛は専門のクリニックやエステサロンでおこなえ、近年では男性向け(店によってはゲイ向けも)のサロンも増えてきています。
料金はなかなか高額ですが、全身や陰部の毛にコンプレックスがあるようなら、お金を貯めてチャレンジしましょう。
脱毛というと全くの無毛になるイメージがありますが、施術回数を抑えることで「薄くするだけ」という仕上がりも可能です。
多過ぎる体毛やヒゲを薄くし、違和感のない範囲で男らしく生やすということもできます。
プチ整形(歯・陰部)
顔や体の整形のほか、包茎手術や審美歯科も整形の一種です。
これらの治療は保険の適用外なので、料金は高額になります。
ただし、ヒゲ剃りのたびに出血してしまうほくろの除去など、生活に支障があると判断できる部位の整形には保険が適用されることがあります。
努力でカバーできるのであればそちらに越したことはありませんが、生まれ持ってのどうしても変えられないコンプレックスの解消であれば、選択肢に入ってきます。
ゲイが目指すべき美の究極形とは?
そもそもゲイが目指す自分磨きのゴールはどこなのでしょうか?
基本的な作戦として自分が良いと思う理想形を求めるのはもちろんですが、モテたいコミュニティの需要をもとに考えていくという手段もあります。
自分を好みのタイプに近づける
ゲイは自分自身が男ですので、好みのタイプの男性像に自分を近づけることができます。
ナルシスト的という見方もありますが、ゲイのモテという観点では王道でしょう。
ジャニ系同士、ガチムチ同士、ヒゲダンディ同士など、ゲイカップルを見ると「似たもの同士」でくっついているパターンが多いと思いませんか?
自分を理想の男性像に近づけると、同じ好みを持つ理想の男性とマッチングしやすくなるというのが、ゲイの世界の特徴です。
自分と正反対のタイプと付き合う
一方で、太めが好きだけど自分はなかなか太れない体型だという人や、おじさんが好きな若いゲイなどもいます。
この場合は自分ができる範囲内で、最大公約数が求めるイケメンを目指すしかありません。
- 太れない人は世間的に人気が高い細マッチョに
- 痩せにくい人はゲイ界隈で人気があるガチムチマッチョに
- おじさん好きの若者は年上に好かれる可愛い男子に
- 若者好きのおじさんはダンディなイケオジに
もちろん無理に背伸びをせずありのままの自分を愛してくれる人を探すのも手ですが、それはそれで努力のいる作業です。
まずはできる範囲で自分磨きをしよう
軽いものから重いものまで自分磨きの例をご紹介しましたが、冒頭で申し上げた通り、何もしていない状態から少しの努力を決意するだけでも一気にモテ度を上げられます。
まずはできる範囲から自分磨きをしてみるのはいかがでしょうか。